週末はいそ部神社を散策!奇跡の清流「石生の水分れも」も必見

いそべ神社

こんにちは。LOVE丹波編集部のライター「芸助」です。さて、週末を迎えましたが皆様体調はいかがでしょうか?私の家にはうるさいチビが3名、たまの休みにゆっくりできるはずもなく、妻の家事の負担を少しでも減らせるかと、そのうちの一番うるさいチビを連れ、家を出たのはいいものの無計画。

さて、どこへ行こうかなと少し考えて即決しました。定期的に回るコース、お墓参りから氏神の神社巡り、そこに付属する公園遊びとしました。お墓参りは少しプライベートゾーンになる為、今回写真の掲載は控えさせていただきます。悪しからず…

3年(710)の創立のいそ部神社

いそべ神社

今回は散歩コースの中でも丹波市でも非常に手入れの行き届いた神社である部(いそべ)神社についてご紹介してみたいと思います。普段は観光客もたくさん賑わう神社なのですが、コロナ禍の影響から、最近は柄杓(ひしゃく)が置いて無くなり、鈴を鳴らす麻縄にも「触れないでください」の貼紙があり。

普段の作法では参拝ができない状態でした。

いそべ神社

それでも久しぶりに自然いっぱいのいい空気を吸い、大きな気にもたれかかり一休みが出来ました。気の根っこに寝転んで10分ほど横になっていると、周りを走り回っているチビは僕の顔の隣の地面から顔を出した岩に3回~5回ほど、足を引っ掛けつまずいていました。

気持ちが落ち着いている時にはチビの学習能力の無さも全然気になりません。

いそ部神社の歴史詳細

いそべ神社

いそ部神社は永禄年間に再建された非常に歴史の古い神社です。詳細は下記に記載しておきますので、興味のある方はぜひ遊びに行ってみください。

いそ部神社は「延喜式」に記載のある古社で、社伝によると永禄年間に再建され、宝暦2年に改修されている。社殿は三間社流造り、桧皮葺で北面し建つ。切石積みの基壇上に低い亀腹があり、その上に礎石柱を建てている。正面はしとみ戸で、内部は中央で外陣と内陣に分かれる。外側は高蘭付きの縁があり、正面は階段下に浜床がある。向拝柱の約1割の面を取り、高蘭の木割、及び逆蓮頭、頭貫鼻の絵様操形、かえる股、肘木鼻の操形、手狭の紋様等は古く、後捕されているけれども、多分に室町時代末期の様式を残している点が注目されている

いそ部神社の隣には公園も

いそべ神社

そのまま散歩をして隣の公園に。滝のモニュメントから流れる水は滑り止めの付いた水遊び場へと続いており、3組5名ほど子供が全身で水を感じ、遊んでおりました。
着替えを持ってきていない私は、公園中心部に流れる川で、手だけを水につけられる場所を見つけ涼みました。

気温は25度に迫っておりましたが、水は本当に冷たい。水を触っているだけでテンションがあがりました。前日夜中に咳き込んでいたチビさんも自然に触れることで、翌日には咳をしなくなり満足のいく週末となりました。

ここには水汲み場があり、遠方から汲みに来られる方もいらっしゃるようです。

石生の水分れ

いそべ神社

余談にはなりますがこの公園のある場所は石生の水分れと呼ばれ、なんと「日本一低い分水界」として知られております。分水界とはおそらく、2つの大海に水が分かれる一般的には山頂付近にある川の分岐点ですが、その分岐点が所在する標高で見た時に、日本一低いということです。

『石生の水分れ』(いそうのみわかれ)』についてもう少し細かく説明しますと、この水界に落ちた雨水は、と加古川を通って瀬戸内海へと流れていく南側、由良川を通って日本海へ流れ落ちる北側に分かれています。

いそべ神社

この由良川と加古川水系は、昔から人・物・文化が行き来することができるため『ひかみ回廊』と呼ばれ、豊かな歴史をきざんできました。この川からは、日本海と瀬戸内海に水が分かれていきます。新緑の美しいとても良い季節ですし、部(いそべ)神社は散策にとてもおすすめです。

ここまで記事をご覧いただきありがとうございます。皆様お元気で。

施設名いそべ神社
ジャンル神社
住所丹波市氷上町石生526
交通手段JR福知山線「石生駅」より東南へ1200m
営業時間0795-82-6610までお問い合わせください
定休日0795-82-6610までお問い合わせください
入館料無料
駐車場有り
喫煙禁煙
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